最近参加させていただきました。
どうぞよろしくお願いします。
最近GPIFのポートフォリオへの連動を目指す投資信託があることを知ったんですが(iFree 年金バランス等)、
このような商品は、長期運用の対象として優れた商品だと言えそうでしょうか?
信託報酬はオルカン(0.05775%以内)より高いので(0.1749%)初心者としてはやはりオルカンの方が無難そうだと感じますが、皆さんはどうお考えでしょうか?
GPIFのポートフォリオへの連動を目指す投資信託の有効性について
Re: GPIFのポートフォリオへの連動を目指す投資信託の有効性について
まず、「iFree年金バランス」については、国内外の株式・債券の4資産に均等に25%ずつという「資産配分」が、
ご自身に合うかどうかで判断するのがよいのではないでしょうか。
オルカン(eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー))は国内外の株式100%という資産配分なので、
iFree年金バランスより、期待リターンもリスクも両方高いです。
どちらが優れているかは一概には言えません。
次に、運用コストについて、iFree年金バランスは年率0.1749%で、0.1%台ならまあ悪くない水準だと思います。
もちろん、オルカンの方が低コストなのですが、資産配分が異なるiFree年金バランスとオルカンを、
運用コストで比較するのは不適切なので、同じeMAXIS Slimシリーズのインデックスファンドである以下の4本を、
25%ずつ保有した場合と比較してみます。
(iFree年金バランスとほぼ同じ資産配分になります)
・eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX) 年率0.143%
・eMAXIS Slim 先進国株式 年率0.09889%
・eMAXIS Slim 国内債券 年率0.132%
・eMAXIS Slim 先進国債券 年率0.154%
運用コストを加重平均すると、年率0.13197%になります。
売買やリバランスの手間を考えなければ、iFree年金バランスよりも、上記4本の組み合わせの方が低コストです。
iFree年金バランスとほぼ同じ資産配分の運用を、もっと低コストで実現できるということです。
ご自身に合うかどうかで判断するのがよいのではないでしょうか。
オルカン(eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー))は国内外の株式100%という資産配分なので、
iFree年金バランスより、期待リターンもリスクも両方高いです。
どちらが優れているかは一概には言えません。
次に、運用コストについて、iFree年金バランスは年率0.1749%で、0.1%台ならまあ悪くない水準だと思います。
もちろん、オルカンの方が低コストなのですが、資産配分が異なるiFree年金バランスとオルカンを、
運用コストで比較するのは不適切なので、同じeMAXIS Slimシリーズのインデックスファンドである以下の4本を、
25%ずつ保有した場合と比較してみます。
(iFree年金バランスとほぼ同じ資産配分になります)
・eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX) 年率0.143%
・eMAXIS Slim 先進国株式 年率0.09889%
・eMAXIS Slim 国内債券 年率0.132%
・eMAXIS Slim 先進国債券 年率0.154%
運用コストを加重平均すると、年率0.13197%になります。
売買やリバランスの手間を考えなければ、iFree年金バランスよりも、上記4本の組み合わせの方が低コストです。
iFree年金バランスとほぼ同じ資産配分の運用を、もっと低コストで実現できるということです。
Re: GPIFのポートフォリオへの連動を目指す投資信託の有効性について
ありがとうございます。
確かに人気のeMAXIS Slimシリーズを組み合わせた方が運用コストは安く抑えられますね(それでもいずれもオルカンよりは高コストですが…)
色々調べてみたいと思います。
確かに人気のeMAXIS Slimシリーズを組み合わせた方が運用コストは安く抑えられますね(それでもいずれもオルカンよりは高コストですが…)
色々調べてみたいと思います。